【webサイト運用のコツ教えます】公開後も大切!webサイトを育てていくために
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こんにちは。
大阪webソリューション事業部デザイン部・部長の堤です。
どんなwebサイトも、利用者にとって価値のあるメディア・ツールであり続けるためには、作りっぱなしにせず、適切な運用を通して“育てていく”ことが必要不可欠です。
そこで今回は、“運用にも強い!”ルート・シーが考える、webサイト運用の基本的な3つのステップについてご紹介します。
1. まずは現状把握
運用の最初のステップとして必要なことは、webサイトが期待通りに機能しているか確認する事です。
次のような調査・分析を定期的に実施し、webサイトの成長に繋がる手がかりを集めましょう。
アクセス解析
ページビュー・滞在時間・直帰率など、各種数値の計測
ベンチマーキング
競合他社との比較・分析
ユーザーテスト
利用者(またはそれに近い人)によるwebサイトの使い勝手の評価
ヒューリスティック分析
専門家によるwebサイトの使い勝手の評価
2. 対策の検討
次なる一手として、1.で得た結果を元にwebサイトの特色や課題を見極め、伸ばすべき方向に育つように対策を講じましょう。
その際、世間のトレンドや利用者の行動、お客さまのweb戦略など、タイミングや状況とともに変化する要素も考慮しながら進めていく必要があります。
打つべき対策は、webサイトの役割や見つかった課題によってさまざまですが、例えば次のような事が考えられます。
1.訴求したいページへの遷移が少ない
→ 遷移元のリンク要素(ボタン・バナーなど)やページ全体のレイアウトやスタイリング、コピーワークなどを見直す。
2.サイト全体のページビューが少ない
→ SEO対策を見直す。
→ 他のメディア(広告、SNS、メルマガなど)からの流入機会を増やす。
3.ECサイトや資料請求ページなどのコンバージョン率が低い
→ 入力フォームのユーザビリティを見直す。
→ スマホファーストのインターフェースに変える。
こうした部分の改修だけではなく、中長期的には全体のリニューアルが必要になる局面もあるかもしれません。
3. 運用体制・ルールの構築
webサイトをどのように育てていくか方向性が見えたら、あとはそれを実施するのみ。
日々の更新やコンテンツの拡充、定期的な効果検証やレビューといった多岐にわたるアクションを実行していくにあたり、下記のような準備を進めていきます。
・体制の構築
運用に必要な人員構成や連絡体制を構築する。
→制作会社側:プロマネ、ディレクター、制作・開発スタッフ、チェッカー、営業など
→お客さま側:主管(全体の統括)、案件担当(内容の指示・確認など)、営業など
→その他:運用を強化するサービスやコンサルティングなどのパートナー
・各種スケジュールの策定
運用の各種アクションについて、必要な期間・周期に合わせたスケジュール策定する。
→更新:web事業に合わせた、週・月・年単位での更新スケジュール。
→制作:webサイト全体の改修やランディングページの追加など、時間を要するアクションのスケジュール。
→効果検証:サイトのアクセス状況やコンバージョンなどを検証するスケジュール。
→会議:過去の施策の振り返りや今後の計画を検討する会議のスケジュール。
・各種ルールの策定
運用を無駄なく計画的に進めるため、各種ルールを策定する。
→ワークフロー:依頼・作業・確認・公開等の各工程に関する、手順やルール、日程などの定義。
→ガイドライン:表記・制作ルールや推奨環境などの定義。
→料金表:主要な作業や成果物に関する費用の定義。
・その他
webサイト運用の品質を保持し、効率や精度を向上させるため、下記の環境を構築する。
→テスト環境:公開前に内容や動作を確認するための環境の構築。
→タスク管理ツール:タスクごとに内容やスケジュール、連絡事項、進捗状況などを管理するツールの準備。
→その他各種ツール:集計・量産・確認などの定型業務をアシストする各種ツールの準備。
まとめ
ルート・シーは、月間数千万PVを超える大規模サイトの運用体制を複数構築し、お客さまのweb事業に伴走してきた実績、20年間のwebサイト運用ノウハウを活かした、運用計画の立案が得意です。
お客さまの負荷軽減や品質管理はもちろん、クリエイターと連携した制作を行い、速く・正確なwebサイト運用を実現します。
webサイトの育成を通じて、お客さまのweb事業の安定化・効率化を図りながら伴走してまいります。
ご興味を持っていただけましたら、1ステップ目の「現状把握」だけでも、どうぞお気軽にご相談ください。
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