円滑なテレワークのために心がけている3つのこと

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コミュニケーションって大事!円滑なテレワークのために心がけている3つのこと

在宅勤務が始まって

私はコロナ禍と同時に育児休業に入り、その間に会社は在宅勤務へ移行。復帰と同時に在宅勤務(テレワーク)が始まりました。オフィスでの対面コミュニケーションが当たり前だった私にとって、この新しい働き方には不安や課題が多く、さまざまなことに試行錯誤が必要でした。最初は戸惑いましたが、気づけば数年が経ち、テレワークをスムーズに進めるコツが見えてきました。

今回は、そんな経験を元に心がけている3つのことをご紹介します。
テレワークに悩んでいる方や不安を感じている方に、少しでも参考になれば嬉しいです。

(1)返事が返ってこない…どうしよう!

テレワークでは、オフィスにいるときと違って仲間の働いている姿が見えません。

例えば、急ぎで返事がほしいとき。
オフィスでは、今電話をしていて忙しそうだな、作業に集中しているようだ、オフィスにいないということは会議室にいるか…もしくは休憩中なのかな?といった視覚的な情報がたくさんありました。
しかし、テレワークの今確認できるのは勤怠情報と、Googleカレンダーに記載されている会議の予定だけです。

さまざまな連絡がチャットベースになるため、即時のリアクションがないと、返事がいつ頃もらえるのか分からなかったり、場合によってはメッセージが流れてしまって、伝わっていないことすらあり得ます…。

その中で私が心掛けたのは、リアクションを素早くとること!気配を感じさせること!です。

<心がけ!>即リアクション精神

チャットツールで自分宛にメンションがついたものには即リアクションをします。
すぐ答えられるものにはすぐに回答、YES/NOの返答のみでよければ、リアクション絵文字をすぐにポチッ!
長文など、思考する時間が必要なものには「いつ頃返事します」とお伝えし、デスクにあるノートにすぐさま書きつけます。

即リアクションのポイントとしては、すべてのチャットを確認していると自分の作業時間が少なくなってしまうので、自分宛のものを優先、それ以外はまとめて時間をとって確認するよう優先順位を付けるのが大事だと思っています。

自分への返事がほしいとき、特に本当に急いでいる場合はチャットツールに頼らず、あらかじめ相手に10分程度の時間を確認して確保し、ビデオ通話でまとめてお話しするようにしています。

<ノートについて>
以前はGoogle TodoリストやNotionなどを利用していましたが、ブラウザ上でツールを探す手間を避けるため、手元のノートに書く方法に落ち着きました。具体的には、ノートの1ページに4週間分の欄を作り、作業する日・確認する予定の日の欄にさっとメモ書き、終わったら線を引いていくシンプルスタイル!

(2)お会いしたことがないけど、どんな方なんだろう…?

オフィスにいた頃は、コーヒーを入れに行くタイミングで、その場にいた人と軽く話したり、廊下ですれ違いざまに挨拶をしたりと、接触する機会が多くありました。また、コーヒーカップや身につけている装飾品、デスクに飾ってあるキャラクターや付箋など、さまざまな要素からその人の雰囲気や人柄を感じ取ることができました。

テレワークでは、視覚情報は画面越しに映るお顔ぐらいで、雑談も意識的に時間を作らないとほとんど話す機会がありません。

同じプロジェクトを進める中で、その方の人柄や仕事のスタイルなど、無意識に情報を得て信頼関係を築いていたのだと、在宅勤務になってからしみじみ感じています。どんなタイミングで話をすればよいのか、あの人もしかして怒っているのかな!?(怒っていることなんてほとんどないけど、たまに勘違いしちゃうことも……)など、情報が不足していることを痛感しています。

<心がけ!>意識的な雑談タイム(アイスブレイク)

そこで、私が所属するチームの朝礼では、軽めの話題を決めて、交代制で一人ずつ話をしています。最近食べて美味しかったものなど、話題はとてもライトです。
ルート・シーでは在宅勤務が始まってから、東京・大阪メンバー混合のチーム編成になりましたが、今まで知らなかった東京メンバーの意外な側面を知ることができたり、旧知のメンバーでも「今はこんなことにハマっているんだ〜」といった新たな発見があり、とても良い取り組みだと感じています。

また、私が所属するエンジニアグループは毎朝、朝の会を開催し、そこで仕事の進捗報告や悩んでいることなど、何でも話せる場を作っています。バーチャルオフィスにもなるべく常駐し、悩みがあればいつでも声をかけていいことを周知して、声かけしやすい雰囲気作りを心がけています。

(3)画面越しでのコミュニケーションってむずかしい…

朝礼や案件ミーティングはオンラインで行っていますが、チャットコミュニケーションよりは声色で雰囲気を読み取れるものの、やはり慣れていないため、どうすれば円滑に話が進むのかを試行錯誤しました。

<心がけ!>リアクションはおおげさに!YouTuberのように!

聞いていますよというアピールのために、大きめにうなずいたり、表情で驚きやハッピーさを伝えたりしています(元々感情豊かなタイプなので、逆に抑える場面もありますが)。それと、絵文字リアクションで自分の感情をぱっと伝えることもできます。

「YouTuberのように」と書きましたが、実はこれ、以前UXのテストユーザーとして参加した際に言われたことがきっかけです。そのとき、「端末を操作しながら、どのボタンを押しているのか、どこを触ろうとしているのかを、YouTuberのように話してください」と言われ、「このボタンを押してみます」「わあすごい、動くんですね」などこれから行う動作や思った事をなるべく口にしていきました。これを通常のコミュニケーションにも取り入れると、自分が今考えていることを相手に伝えられ、沈黙の間の不安感を減らせるのかも?と思い、それ以来意識的に実践しています。
特に画面共有中は声だけのやり取りになるため、この方法はとても有効だと思います。

また、大勢でのミーティングの場では、視線が合うことがないため、誰宛に話しているのかが分かりづらく、話したい相手に伝わらないという失敗もありました。
その失敗以降は、なるべく話すときに伝えたい相手の名前を呼ぶように心がけています。

何はともあれ私は信頼関係を築きたい!

円滑なテレワークのために私が心がけていることは、すべて対人コミュニケーションに関することです。
オフィス勤務から在宅勤務に切り替わり、私が仕事で最も大事にしている「信頼関係」の構築が難しくなったと感じています。
以前は、顔を合わせることで自然に築けていた信頼関係ですが、テレワークではなかなかそうもいかない…。
他にもいろいろな工夫などしつつ、同じ会社のメンバーとして、同じ方向を向いて切磋琢磨し、楽しく仕事をしていきたい!そのためにも、円滑なコミュニケーションを今後も続けていきたいと思います。

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